ホーム > ヒコの幕末

ヒコの幕末

漂流民ジョセフ・ヒコの生涯

ヒコの幕末
著者 山下 昌也
ジャンル 歴史・風俗
出版年月日 2007/12/12
ISBN 9784880652016
判型・ページ数 4-6・336ページ
定価 2,200円(本体2,000円+税)
在庫 品切れ・重版未定
 

内容説明

動乱の幕末をアメリカ市民として見届けた日本人!!
彦太郎は十三歳の時に船で遭難、アメリカ商船に拾われる。アメリカで教育を受け、洗礼・帰化した彼は「ジョセフ・ヒコ」となって日米修好通商条約によって開国した日本に帰ってくる。坂本龍馬、木戸孝允、伊藤博文、グラバー、ヘボンなどおなじみの登場人物をまじえ、幕末・明治の日本が鮮やかに描き出される。

このページのトップへ

目次

一章 ヒコの帰国
九年振りの日本/遭難/予期せぬ展開/驚きの体験/別れ/測量船の日々/
二章 横浜居留地
役人の疑問/ハリスの交渉/迷走の裏/再会/ 攘夷の実感 /辞任/ ヒュースケン殺害/リンカーンの手/生麦事
三章 新聞の発行
攘夷の期日ヒコの海戦/ 漂流記/日本語の新聞/四国連合艦隊/新聞の読者/
四章 長崎の商社
長崎の桂小五郎と伊藤俊輔/悪魔のような龍馬/維新/版籍奉還/ 定紋入りの羽織
五章 再びの漂流
大蔵省/新政府の分裂/兵庫での事業/家族と共に/今太閤/東京の家

このページのトップへ