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ライネフェルデの奇跡

まちと団地はいかによみがえったか

ライネフェルデの奇跡

旧東独のライネフェルデ市の団地再生事業を紹介する総合レポート

著者 ヴォルフガング キール
G,ツビッケルト
ジャンル 文化とまちづくり叢書
建築・都市計画
出版年月日 2009/09/30
ISBN 9784880652276
判型・ページ数 AB・164ページ
定価 本体3,700円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめにー本書の構成

フォトエッセイ
村から産業都市へー“まち”の生立ちから…… 
フォトエッセイ
“まちの再生”という大冒険
フォトエッセイ
ラインハルト市長は語るーこれが私の人生
シュトレープ氏は語るー“東ドイツの影”が残るよう計画した
シュミット氏は語るー旗艦は州を支えた
住民の声ーけっして楽じゃなかった
フォトエッセイ
日本庭園をたずねて想う
ライネフェルデに学ぶ
ヴォルビスとの合併ーリージョナル・シティの誕生
“減築とパネル”の生む“新建築”

訳者解説
著者・訳者のプロフィール

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内容説明

ライネフェルデの“まちづくり”は、ジャーナリストなら誰でもこのまちのサクセスストーリーを書きたい衝動に駆られる。
 この“まち”の発信する情報は「ゼロ成長」でもやれる、と元気づけられるものばかりだ。“まち”が好ましい方向に発展し、ユニークで豊かな生活環境を創れるのは、人口増や産業の成長と共に進む時代だけとはかぎらない。“縮退するまちの時代”にもチャンスはあるのだ。
 ライネフェルデの“実験“で分かったのは、人口減少による過疎化や成長の減速という回避できない現実がもたらす全ての問題も、毅然として計画的に立ち向かえば克服できるということなのだ。そこでは、都市経営の収益性が一時は低下したとしても、ネガティブ・ファクターは除去してポジティブ・ファクターをできるだけ伸ばそうという合意が成立していたのだ。
 本書の著者たちは都市の専門家であり、旧東独の社会構造の破綻がもたらした一般的現象を熟知している。
 各章では各自が自問しつつテ◯マの核心に迫ることを目指した。G. ツヴィッケルト担当のフォトエッセイは、我々が次第にテ◯マに近づくプロセスの記録である。優れたフォトグラファーの彼は現実の建築や都市の姿を記録したが、これは(略)完成した都市の美しいパノラマとし見てもらいたいと考えた。
このパノラマこそ、多くの関係者、協力者、参加者が高く掲げた目標に向かって粘り強く創りあげた、世界でも稀な新しい風景と言える。本書の読者には、これを手に“ライネフェルデの奇跡”の様々な側面を現地で確認することをお勧めしたい。
著者代表 W.キール

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