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オペラになった高級娼婦 (単行本)

オペラになった高級娼婦

本書は高級娼婦が生まれた歴史と背景を、「椿姫」の主人公を中心としたオペラから見える当時の風俗の様子から解き明かす

著者 永竹 由幸
ジャンル オペラ・音楽他
出版年月日 2012/12/09
ISBN 9784880653044
判型・ページ数 4-6・212ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 在庫あり
フォーマット 価格
単行本 1,600円+税
単行本 1,600円+税
 

目次

第1章 なぜ娼婦が生まれたか?
第2章 古典ギリシャ
第3章 古代ローマ
第4章 キリスト教の出現
第5章 ダンテとボッカッチョ
第6章 黒死病による意識改革
第7章 ルネサンスの高級娼婦
第8章 フランス絶対王朝の愛妾政治
第9章 フランス革命のリシャッフルから王政終了まで
第10章 ロマン派娼婦の誕生
第11章 前五世紀のアテネと十九世紀のパリの娼婦文化
第12章 モデル-アルフォンシーヌ・プレシとクルティザンヌ
第13章 小説「椿姫」で美化されたマリの姿
第14章 オペラで理想化された「椿姫」の主人公

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内容説明

ルネサンスではコルティジャーナ、パリ宮廷ではクルティザンヌ、と呼ばれた多くの高級娼婦たち。
もとは「宮廷人」を意味する「courtesan」から派生したとも言われる。

彼女らは、美貌のほかにも広い教養と、貴婦人に劣らない気品を保ち、自邸の豪華なサロンに上流階級の客を呼び、自らがホステス(女主人)を勤める洗練された社交場を持った。そのサロンに出入りすることは紳士たちにとってのステータスでもあり、またそこの女主人であるクルティザンヌはあらゆる羨望の的になった。

そして彼女らは多額の金銭だけではなく、自分の恋人となる客を厳選したのである。 その客とは貴族であり、資産家であり、また一流の芸術家たちであった。

本書は高級娼婦が生まれた歴史と背景を、「椿姫」の主人公を中心としたオペラから見える当時の風俗の様子から解き明かす。

【著者】永竹 由幸(ながたけ・よしゆき)
昭和13年東京築地に生まれ。慶応義塾中等部の頃より歌舞伎座の三階立見席や藤原歌劇団練習所に通う。慶應大学オペラ研究会設立、慶應義塾百年記念に若杉弘指揮メノッティ「電話」を演出。三井物産入社後は同社イタリア修業生としてボローニャ大学留学。東京芸術大学講師、昭和音楽大学教授、尚美学園大学客員教授などを歴任。平成18年イタリア政府よりコメンダトーレ勲章受章。
主著として『オペラ名曲百科』、『ヴェルディのオペラ』(音楽之友社)、『椿姫とは誰か』(丸善)、『痛快!オペラ学』(集英社インターナショナル)ヴォルフ=フェラーリの生涯と作品(水曜社)ほか。

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