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ワセダ発!ぶつかる社会連携  新刊

大学職員による教育プログラム

ワセダ発!ぶつかる社会連携

大学が育成すべき人材像とはどのようなものなのか。そして大学職員の出来ることとは何か。

著者 友成 真一
ジャンル 教育
出版年月日 2016/11/25
ISBN 9784880653983
判型・ページ数 4-6並製・220ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 在庫あり
 

目次

「発刊に寄せて」早稲田大学総長 鎌田薫

「はじめに」この本のこと
三つの解けない問題/取り上げる事例/思考モデルの導入/三つの難問に対するこの本の主張/この本の章ごとの展開/ミクロ方向の思考によるアプローチ/「勇気」を必要とするのは……

1章 学生が変わりはじめた
若いうちは、いろんな人と知り合った方がいい/思春期の悩みが噴出した理由/キャンパスの外に一歩踏み出すための二つのプログラム/ただ会いたいからと思える人との出会い/大企業以外に就職する選択肢が見えてきた

2章 マクロな組織内でのミクロな改革(準備段階)
社会連携推進室誕生の背景/社会への貢献と同時に学生の育成もめざす/学んだのは“探り合い”の大切さ/CMをつくる目的とは/職員だけで実施したことが評価された/学生の本音から明らかになった想定外のニーズ/学生の教育にシフトして、サークルの学生の支援を行う/なぜ、学生が地域に通うようになるのか?/顔が見える関係を構築することが大事な役割/必要なのは、一歩踏み出せない学生のサポートでは?/仮説の正しさをヒアリングと文献の調査などで検証/大学の中長期計画との整合性は?

3章 ミクロな新プログラムの誕生(『踏み出す』企画・実行段階)
めざすは「職員」が実施するプログラムの開発/プログラム開発四つの方針/入門編も新たな「体験」のチャンスになる/入門編の概要/告知の内容を考えることでターゲットが明確になった/フラットな関係を生み出す工夫とは?/キャッチボールを大切にする/『踏み出す』の成果/点検・評価、改善・見直しの重要性/リスク管理を行うのは学生のため

4章 プログラムをしつらえる(『つながる』企画段階)
ボランティアの協力で始まった『つながる』/大切なのは一対一の関係/重要なのは日常の場に身を置く体験/「民泊」の意味とは?/提供すべきは生き方にふれる体験/地域ではなく対象者の生き方に光を当てる/対象者への謝礼はどうするか?/協力者をどう探すか?/自分の役割を育てていけばいい/同じような体験を後輩にもさせたい/学生のニーズはいろいろ、地域だけでなく中小企業の経営者も/単なる体験でなく、生き様に迫るプログラムだから/対象者の候補選定に職員の地縁も活用/地縁をどのように活用したのか?/成功した三つのポイントとは?/対象者にどのように説明したのか/リスクも合わせて説明する/説明を進める際のポイント/説明の内容だけでなく姿勢も重要

5章 プログラムをミクロに動かす(『つながる』実行段階)
『つながる』の概要/異質な価値観にふれる“地域系”の意味とは/プログラムの設計は対象者に任せる/対象者の負担を減らし、学生の学びの機会をつくる工夫/動画の力/学生の背中を押すことの大切さ/学生に妄想をさせる理由とは?/チームビルディングのために必要なこと/プログラムのねらいを学生にどう伝えるか?/対象者に迫るための心得とは/報告書を出さない学生にどう対応するか?/「二度とこういう田舎には来ない」と考えていた学生の変化/やりがいからDNAへ/対象者にとっての意味とは?/自分も、静かな力強さをもった大人になりたい/職員が現地で観察を行う理由/問いかけの力を十分に発揮させるには/ 職員も一緒にやってみる

6章 マクロな組織とミクロな経験のバランス(全体調整)
行政にとってのメリットとは?/社会連携教育を定義すると/学内でプログラムの評価を高めるための工夫/大学にとっての意味とは?/職員にとっての成長とは?/「自分は職員だ」という意識を捨てて得られたものとは?/「これまでの経験が活かせる」とわかったことの意味/場を用意する人にとっても成長の場となる

おわりに

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内容説明

早稲田大学「社会連携推進室」。

当初は自治体や企業との連携により様々な研究プロジェクトを行っていたが、教員の力を借りず職員だけで実施出来る新プログラム『IPPO(一歩)』を開発。『踏み出す』『つながる』の二つステップにより「沈黙する学生」に社会との関わりを持たせ、専門性の高い知の修得と他者の価値観にふれることより「自らを動かす勇気を」持つきっかけとなる新しい教育スタイルを目指す。

本書は教育を軸に社会における様々な人的交流の場と、次代の人材育成のために大学と大学職員に何ができるのかを実践する早稲田大学「社会連携推進室」の取り組みと、その成果をまとめた一冊。大学教員、大学職員など関係者必読書です。

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