永田農法でつくるベランダ・屋上菜園
永田農法20年の経験による改良と提案。環境ごとの注意点や対策、野菜選びから栽培スケジュールまでをわかりやすく紹介
著者 | 永田 洋子 著 キッチンガーデン研究会 協力 |
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ジャンル | 実用 |
出版年月日 | 2008/05/24 |
ISBN | 9784880652061 |
判型・ページ数 | A5・128ページ |
定価 | 1,650円(本体1,500円+税) |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
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内容説明
永田農法の栽培本はすでに数冊刊行されていますが「失敗した。難しい」という声をよく聞きます。その最大の原因は「永田農法は水と肥料を極限まで減らして美味しい野菜や果物を栽培する」という言葉にあったのかもしれません。
「畑で栽培」した場合と「鉢植えで栽培」した場合は条件が異なります。さらに用土が乾燥しやすい日向土、場所がベランダや屋上となると、ますます条件は厳しくなります。「永田農法は難しい」というのはかなりの部分、こういう周辺状況の困難さからくる誤解だと思います。
著者が鉢植え栽培をしている仲間たち「キッチンガーデン研究会」と一緒に、何が難しいのかを検討。少しでも「楽に作れる」方法を考えてみました。
今まで永田農法をやってみて失敗した方も、これなら失敗しにくいだろうというマニュアルが本書です。
【著者】永田 洋子(ながた・ようこ)
熊本県天草生まれ。永田農法創始者永田照喜治の長女。アグリ・ナガタ代表。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修士課程修了。1976年株式会社緑健(現りょくけん)入社。鉢植えでの永田農法のアドバイザーに従事。永田照喜治の著作制作にも携わる。また野菜研究家として、東南アジア、南米などを調査。2003~2004年、インドネシア野菜栽培の技術指導。2005~2006年JICA嘱託として東ティモールを調査、アグリビジネスの案件形成に携わる。
*プロフィールは本書刊行時のものです。
目次
ベランダの環境を知ろう/光について知ろう/熱対策をしよう/水遣りと乾燥対策/風の流れを観察しよう
第2章 資 材
種と苗を選ぼう/野菜づくりは土づくり/用土について/肥料について/道具を揃えよう
第3章 準 備
栽培プランを立てよう/注意点と対策のおさらい/年間計画を立てよう/栽培時期表/作付け計画表
第4章 栽 培
種まきのコツ/ポットまきのコツ/苗の定植のコツ/種の特性
トマト/ナス/オクラ/ピーマン・パプリカ/シシトウ・トウガラシ/インゲン/スナップエンドウ/キュウリ/ニガウリ/ヘチマ/ジャガイモ/タマネギ/ミニダイコン/ミニニンジン/小カブ/ミニキャベツ/ミニハクサイ/ブロッコリー・スティックセニョール/カリフラワー/ホウレンソウ/シュンギク/リーフレタス・サラダナ/コマツナ/ルッコラ/ナスタチューム/タイム/コリアンダー/バジル/パセリ/ミツバ/ミント/レモンバーム/葉ネギ/シソ/コラム
1日向土のリサイクル/2トマトのクリスマスツリー/冬野菜栽培テクニック/3ヘチマ水の採り方/ヘチマタワシのつくり方/4エッセンス・オブ・ハーブス/5病気・害虫対策
とれたて野菜のフレッシュ・レシピ
1トマトのアイスクリーム/2アロス・コン・ポヨ3インド風ナス・カレー/4オヨン・スープ/5ゴーヤチャンプル/6ペルー風コロッケ パパ・レジェーナ