CMガイドブック 第3版
7年ぶりの大改訂。建設業における品質、工程、コスト等をいかに管理してゆくのか
著者 | 一般社団法人日本コンストラクション・マネジメント協会 編 |
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ジャンル | 建築・都市計画 |
出版年月日 | 2018/01/11 |
ISBN | 9784880654379 |
判型・ページ数 | B5並製・496ページ |
定価 | 7,150円(本体6,500円+税) |
在庫 | 在庫あり |
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内容説明
CM方式とは、工期遅延、予算超過などを防止するため、マネジメントを専門に行うCMr(コンストラクション・マネジャー)が、発注者、設計者と一体となりプロジェクトの全般を運営管理する方式である。
機能分散が進み、プロジェクト全体をより統合的にマネジメントすることが求められ、さらにコンプライアンスや情報公開などの認識が進み、高度な透明性が求められる現在、「 設計者」や「施工者」といった利害関係者ではなく、第三者性を持つ専門職がプロジェクトのマネジメントを担うことが一層求められるようになってきた。
今回の第3版では建設分野における状況や環境の大きな変化に対応するため「公共工事品確法」の改訂に伴い、従来の設計施工分離方式に加え、設計施工一括方式、早期施工者関与ECI方式について解説。またCMrの理論・技術・手法についてわかりやすく体系化。さらに付属DVDで「国土交通省CM方式活用事例集」より90件以上の具体的事例を、民間・公共、建築・土木、新築・改修ほか規模、用途を問わず様々な案件を収録。
本書は『CMガイドブック』の7年ぶりの大改訂であり、建設にかかわるすべての人に、またCMrを目指す人の必読書です。
(本書は認定コンストラクション・マネージャー試験問題に対応しています)
ご注意:『CDガイドブック 第3版』DVDは3刷より付属しておりません。初版、二刷版の付属DVDでご覧いただけたCM事例はWeb上での閲覧方式に変わりました。日本コンストラクション・マネジメント協会のホームページより閲覧可能です。
*閲覧には3刷に記載されているアクセスコードが必要です。
機能分散が進み、プロジェクト全体をより統合的にマネジメントすることが求められ、さらにコンプライアンスや情報公開などの認識が進み、高度な透明性が求められる現在、「 設計者」や「施工者」といった利害関係者ではなく、第三者性を持つ専門職がプロジェクトのマネジメントを担うことが一層求められるようになってきた。
今回の第3版では建設分野における状況や環境の大きな変化に対応するため「公共工事品確法」の改訂に伴い、従来の設計施工分離方式に加え、設計施工一括方式、早期施工者関与ECI方式について解説。またCMrの理論・技術・手法についてわかりやすく体系化。さらに付属DVDで「国土交通省CM方式活用事例集」より90件以上の具体的事例を、民間・公共、建築・土木、新築・改修ほか規模、用途を問わず様々な案件を収録。
本書は『CMガイドブック』の7年ぶりの大改訂であり、建設にかかわるすべての人に、またCMrを目指す人の必読書です。
(本書は認定コンストラクション・マネージャー試験問題に対応しています)
ご注意:『CDガイドブック 第3版』DVDは3刷より付属しておりません。初版、二刷版の付属DVDでご覧いただけたCM事例はWeb上での閲覧方式に変わりました。日本コンストラクション・マネジメント協会のホームページより閲覧可能です。
*閲覧には3刷に記載されているアクセスコードが必要です。
目次
第1章 コンストラクション・マネジメントの概要
1 コンストラクション・マネジメント(CM)とは
2 CMの必要性と活用
3 コンストラクション・マネージャー(CMr)の業務
4 CMrの法的責任
5 CMrの持つべき倫理
6 CMrに必要なスキルと知識の体系
第2章 コンストラクション・マネジメントの業務体系
コンストラクション・マネジメントの業務体系
『CMガイドブック 第3版』2章の項目
0 共通業務
1 事業構想・基本計画
2 基本設計におけるマネジメント
3 実施設計におけるマネジメント
4 工事施工におけるマネジメント
5 完成後におけるマネジメント
第3章 コンストラクション・マネジメントの理論・技術・手法
3-Ⅰ CMrのスキル
1 全体マネジメント
プロジェクト構成員の役割分担・責任区分/プロジェクトの組織体制/プロジェクトの意思決定/プロジェクトの階層化・体系化/プロジェクトの進捗管理/ブリーフィング/プログラミング
2 調達マネジメント
調達対象と調達時期/発注方式/発注区分(分離発注)/公共工事における総合評価落札方式と技術提案・交渉方式/工事施工者が行う調達
3 品質マネジメント
品質マネジメントの手法と理論/トレーサビリティ/コミッショニング・プロセス
4 コスト・マネジメント
コスト・マネジメントの概要/工事費の概算手法/実施設計における工事費の算定方法/コスト・マネジメントをめぐる最近の動き/VE(Value Engineering)/VE検討の実施
5 スケジュール・マネジメント
スケジューリングの方法/スケジューリングの手法/スケジューリング管理の方法
3-Ⅱ CMrの知識
1 法務・コンプライアンス
法務/コンプライアンス
2 契約
CMrと契約/CM業務委託契約の種類/「CM業務委託契約約款」/「CM業務委託書」/CM業務報酬/建築計画・監理等の業務報酬
3 発注者の経営・事業運営
発注者のマネジメント/プロジェクトの資金調達/不動産投資/PFIなど民間の資金および能力を活用する公共事業
4 財務・会計
5 CRE・PRE戦略
CRE戦略/PRE戦略
6 事業継続計画(BCP/BCM)
7 リスクとリスク・マネジメント
リスク/リスク・マネジメント
8 デュー・ディリジェンス
デュー・ディリジェンスとは/ERの内容/ERの各項目における留意点
9 保険
建設プロジェクトにかかわる保険/CM賠償責任保険/履行ボンドと履行保証保険/保険にかかわる近年の動向
10 環境
建築にかかわる環境への対応/基本計画段階での環境対応/設計段階での環境対応/建設期間中の環境対応/解体・改修工事における有害物対応/建物の環境性能の実現/環境と経営/エネルギーの自由化
11 LCM
LCMとは/LCMの実践/施設群のLCM
12 施設運営管理
施設運営管理/建物用途に応じた施設運営管理/施設運営の管理プロセス
13 ICT(情報技術)
最新技術の動向/プロジェクトで利用されるICTツール/BIM/情報セキュリティ
14 安全衛生管理
安全計画/労働安全衛生法と元請責任/CM方式の安全衛生管理
15 オープンブック
16 アットリスクCM
17 土木におけるCM
18 住宅・小規模建築におけるCM
概要/住宅・小規模建築のマネジメント要素/CM方式の安全衛生管理
19 都市計画
20 CMrがおさえておくべき主要な法律
建築基準法/建築士法/建設業法/公共工事の品質確保の促進に関する法律/省エネルギー関係法令/その他関係法令
第4章 CMの歴史とCM協会
1 CMの歴史(国内・海外)
国内CMの歴史/海外CMの歴史ーアメリカのCM/海外CMの歴史ーイギリスのCM
2 一般社団法人 日本コンストラクション・マネジメント協会
設立/基本理念/組織/CM協会のおもな事業/沿革
1 コンストラクション・マネジメント(CM)とは
2 CMの必要性と活用
3 コンストラクション・マネージャー(CMr)の業務
4 CMrの法的責任
5 CMrの持つべき倫理
6 CMrに必要なスキルと知識の体系
第2章 コンストラクション・マネジメントの業務体系
コンストラクション・マネジメントの業務体系
『CMガイドブック 第3版』2章の項目
0 共通業務
1 事業構想・基本計画
2 基本設計におけるマネジメント
3 実施設計におけるマネジメント
4 工事施工におけるマネジメント
5 完成後におけるマネジメント
第3章 コンストラクション・マネジメントの理論・技術・手法
3-Ⅰ CMrのスキル
1 全体マネジメント
プロジェクト構成員の役割分担・責任区分/プロジェクトの組織体制/プロジェクトの意思決定/プロジェクトの階層化・体系化/プロジェクトの進捗管理/ブリーフィング/プログラミング
2 調達マネジメント
調達対象と調達時期/発注方式/発注区分(分離発注)/公共工事における総合評価落札方式と技術提案・交渉方式/工事施工者が行う調達
3 品質マネジメント
品質マネジメントの手法と理論/トレーサビリティ/コミッショニング・プロセス
4 コスト・マネジメント
コスト・マネジメントの概要/工事費の概算手法/実施設計における工事費の算定方法/コスト・マネジメントをめぐる最近の動き/VE(Value Engineering)/VE検討の実施
5 スケジュール・マネジメント
スケジューリングの方法/スケジューリングの手法/スケジューリング管理の方法
3-Ⅱ CMrの知識
1 法務・コンプライアンス
法務/コンプライアンス
2 契約
CMrと契約/CM業務委託契約の種類/「CM業務委託契約約款」/「CM業務委託書」/CM業務報酬/建築計画・監理等の業務報酬
3 発注者の経営・事業運営
発注者のマネジメント/プロジェクトの資金調達/不動産投資/PFIなど民間の資金および能力を活用する公共事業
4 財務・会計
5 CRE・PRE戦略
CRE戦略/PRE戦略
6 事業継続計画(BCP/BCM)
7 リスクとリスク・マネジメント
リスク/リスク・マネジメント
8 デュー・ディリジェンス
デュー・ディリジェンスとは/ERの内容/ERの各項目における留意点
9 保険
建設プロジェクトにかかわる保険/CM賠償責任保険/履行ボンドと履行保証保険/保険にかかわる近年の動向
10 環境
建築にかかわる環境への対応/基本計画段階での環境対応/設計段階での環境対応/建設期間中の環境対応/解体・改修工事における有害物対応/建物の環境性能の実現/環境と経営/エネルギーの自由化
11 LCM
LCMとは/LCMの実践/施設群のLCM
12 施設運営管理
施設運営管理/建物用途に応じた施設運営管理/施設運営の管理プロセス
13 ICT(情報技術)
最新技術の動向/プロジェクトで利用されるICTツール/BIM/情報セキュリティ
14 安全衛生管理
安全計画/労働安全衛生法と元請責任/CM方式の安全衛生管理
15 オープンブック
16 アットリスクCM
17 土木におけるCM
18 住宅・小規模建築におけるCM
概要/住宅・小規模建築のマネジメント要素/CM方式の安全衛生管理
19 都市計画
20 CMrがおさえておくべき主要な法律
建築基準法/建築士法/建設業法/公共工事の品質確保の促進に関する法律/省エネルギー関係法令/その他関係法令
第4章 CMの歴史とCM協会
1 CMの歴史(国内・海外)
国内CMの歴史/海外CMの歴史ーアメリカのCM/海外CMの歴史ーイギリスのCM
2 一般社団法人 日本コンストラクション・マネジメント協会
設立/基本理念/組織/CM協会のおもな事業/沿革