![新・コンテンツツーリズム論 Ⅰ[観光行動篇]](../images/common/now_printing_200x250.gif)
著者 | 清水 麻帆 著 |
---|---|
ジャンル | 文化とまちづくり叢書 |
出版年月日 | 2025/05/27 |
ISBN | 9784880655840 |
判型・ページ数 | A5並製・256ページ |
定価 | 2,970円(本体2,700円+税) |
在庫 | 未刊・予約受付中 |
ネット書店を選択 |
---|
内容説明
「聖地巡礼」に関心をもつ日本人や訪日外国人。
地域の経済発展やブランド化に大きく貢献するコンテンツツーリズムの今後を分析する。
いまやコンテンツツーリズム(コンツー)は、まちづくり・地域創生において重要な産業となった。そして近年、韓国や中国においてもコンツーによる行動が見られるようになり、日本市場への影響や日本の優位性を考察することが急務である。
しかしコンツー研究は国内事例や地域活性化が中心で、その行動論理や海外動向に関する研究はまだ少ない。
本書では日本におけるコンツー行動の本質や、その特徴と意義を明らかにし、海外の動向との違いを分析。コンツーにおける日本市場の優位性について論じ、その行方と今後の方向性について示唆する。
地域の経済発展やブランド化に大きく貢献するコンテンツツーリズムの今後を分析する。
いまやコンテンツツーリズム(コンツー)は、まちづくり・地域創生において重要な産業となった。そして近年、韓国や中国においてもコンツーによる行動が見られるようになり、日本市場への影響や日本の優位性を考察することが急務である。
しかしコンツー研究は国内事例や地域活性化が中心で、その行動論理や海外動向に関する研究はまだ少ない。
本書では日本におけるコンツー行動の本質や、その特徴と意義を明らかにし、海外の動向との違いを分析。コンツーにおける日本市場の優位性について論じ、その行方と今後の方向性について示唆する。
目次
まえがき
第1章 日本型コンテンツツーリズムの特徴と意義
1. コンテンツツーリズムとは
2. クリエイティブな観光形態
3. 地域経済論の観点からみる意義
第2章 なぜ所縁の地を訪れるのか
1. フィクションと現実、2つの世界に暮らせる理由
2. 感情体験を喚起する物語世界
3. 物語世界に引き込まれる要因
4. 感情と身体とを結びつける所縁の地
5. 所縁の地の聖地化
6. コンテンツツーリズムの持続可能性
第3章 ツーリズム行動の実証分析
1. 実証分析における意義
2. 『薄桜鬼』ファンの観光行動分析
3. 『刀剣乱舞』ファンの観光行動分析
4. 『ラブライブ!』ファンの観光行動分析
5. コンテンツツーリズムの行動理論における検証
第4章 文化とシンクロする物語世界
1. フィクションと現実とがシンクロする場所とモノ
2. 「まちの文化」とシンクロする物語世界
3. 「食文化」とシンクロする物語世界
4. 「モノの文化」とシンクロする物語世界
5. 日本型コンテンツツーリズムがクリエイティブな理由
第5章 東アジアにおける市場と再帰性
2. 韓国における萌芽と現地化の兆候
3. 中国における萌芽と現地化の潜在的可能性
4. 市場再帰性の観点からみる東アジアにおける萌芽と現地化
第6章 日本市場の行方
1. 日本におけるコンテンツツーリズム市場
2. グローバル化するコンテンツ
3. 文化とクリエイティビティ
4. 文化の多様性とコンテンツツーリズム
あとがき
第1章 日本型コンテンツツーリズムの特徴と意義
1. コンテンツツーリズムとは
2. クリエイティブな観光形態
3. 地域経済論の観点からみる意義
第2章 なぜ所縁の地を訪れるのか
1. フィクションと現実、2つの世界に暮らせる理由
2. 感情体験を喚起する物語世界
3. 物語世界に引き込まれる要因
4. 感情と身体とを結びつける所縁の地
5. 所縁の地の聖地化
6. コンテンツツーリズムの持続可能性
第3章 ツーリズム行動の実証分析
1. 実証分析における意義
2. 『薄桜鬼』ファンの観光行動分析
3. 『刀剣乱舞』ファンの観光行動分析
4. 『ラブライブ!』ファンの観光行動分析
5. コンテンツツーリズムの行動理論における検証
第4章 文化とシンクロする物語世界
1. フィクションと現実とがシンクロする場所とモノ
2. 「まちの文化」とシンクロする物語世界
3. 「食文化」とシンクロする物語世界
4. 「モノの文化」とシンクロする物語世界
5. 日本型コンテンツツーリズムがクリエイティブな理由
第5章 東アジアにおける市場と再帰性
2. 韓国における萌芽と現地化の兆候
3. 中国における萌芽と現地化の潜在的可能性
4. 市場再帰性の観点からみる東アジアにおける萌芽と現地化
第6章 日本市場の行方
1. 日本におけるコンテンツツーリズム市場
2. グローバル化するコンテンツ
3. 文化とクリエイティビティ
4. 文化の多様性とコンテンツツーリズム
あとがき