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禅の風 第44号

涅槃図 自己と真理をたのみとせよ

禅の風 第44号

禅を日常生活に取り入れ、現代人に「心の平穏」とは何かを教えてくれるシリーズ

著者 曹洞宗宗務庁 編著
ジャンル 宗教
シリーズ 禅の風
出版年月日 2015/05/10
ISBN 9784880653594
判型・ページ数 A4変・56ページ
定価 1,100円(本体1,000円+税)
在庫 在庫あり
 

内容説明

禅を日常生活に取り入れ、現代人に「心の平穏」とは何かを教えてくれるシリーズ

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目次

特集[一]涅槃図 自己と真理をたのみとせよ
「涅槃図」は、釈尊が亡くなるときの情景を描いた仏画である。木々のもとにしつらえた床に釈尊が身を横たえ、周囲には嘆き悲しむ弟子たちがいる。菩薩たち、天の神々、動物たち、空から降りてくる一行の姿も見える。涅槃図は何を伝えようとしているのか。駒澤大学禅文化歴史博物館の大涅槃図をもとに読み解いてゆく。

特集[二]師資相承 總持二祖峨山紹碩禅師
大本山總持寺の二代目住職を務めた峨山紹碩禅師。その門流によって多くの曹洞宗寺院は開かれた。今年2015年は曹洞宗教団の発展の基礎を築いた人物である峨山禅師が遷化されてから六五〇年の大遠忌にあたるり、その生涯と功績を紹介する。

「詣」[特別編]覺王山日泰寺
日本で唯一、釈尊の御真骨を奉安する覺王山日泰寺(名古屋市千種区)は、日タイ有効への貢献、日本仏教一九宗派による運営、曹洞宗の専門僧堂など、さまざまな顔を持っている。日本仏教界の中で、異彩を放つ日泰寺を紹介する。

空とゼロ [ 禅と科学 5]
監修・金沢篤 駒澤大学仏教学部教授・同学部長
古代インドで生まれた「仏教」と「ゼロ」。「空っぽ」であると言うことをインドの人々はどう扱ったのか。仏教と「ゼロ」の関連性から古代インド文化の底流を考察する。

天地すべてに支えられて[ 新しい風 9]
大分県中津市の耶馬溪。切り立つ岩山を背負うように立つ耆闍崛山羅漢寺(ぎじゃくっせんらかんじ)の太田英華師にお寺の役割について伺う。

怪談はこころのふるさと [やすらぐこころ]
  稲川淳二(タレント・工業デザイナー)

天地の命と自分の命は一つ[ 釈尊のことば]
中村典篤(曹洞宗龍穏山海久寺住職)

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