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防災福祉のまちづくり  新刊

公助・自助・互助・共助

防災福祉のまちづくり

なぜ災害対策は不十分になるのか。そして防災福祉国家をつくるために何が必要か

著者 川村 匡由
ジャンル 文化とまちづくり叢書
出版年月日 2017/03/01
ISBN 9784880654041
判型・ページ数 A5並製・192ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに

第1章 防災福祉の位置づけ
1.社会保障と社会福祉の融合
[1]社会保障としての災害補償
 1 平和および福祉国家・日本と社会保障
 2 抑制される社会保障費
 3 社会保障・社会福祉と災害対策
[2]社会福祉としての災害福祉
 1 社会福祉と社会保障の関係
 2 地域福祉の計画的推進
 3 防災福祉のまちづくりへ

2.まちづくりとソーシャルワーク
[1]ソーシャルワークの概念・体系および課題
 1 ソーシャルワークの概念
 2 ソーシャルワークの体系
 3 ソーシャルワークの課題
[2]災害ソーシャルワーク
 1 災害の概念
 2 災害ソーシャルワークの展開過程
 3 災害ソーシャルワークの課題
[3]住民・ボランティア・NPO事業者の役割
 1 住民の役割
 2 ボランティア・NPO・事業者の役割
 3 避難所運営の場合
3.防災福祉とまちづくり
[1]防災福祉の概念
[2]防災福祉とコミュニティ
[3]防災福祉のまちづくり

第2章 災害対策の現状
1.災害法制
[1]主な災害法制
[2]災害関連の法制
2.行政・指定機関・民間組織
[1]行政
[2]指定機関
[3]民間組織
3.災害対策の課題
[1]災害の発生可能性の認識不足
[2]過去の災害の風化
[3]対米従属と政財官学の癒着
[4]公助の縮減と互助、共助の混乱
[5]集権国家の病弊
第3章 防災福祉の先進自治体
1.群馬県渋川市
[1]地勢
[2]災害対策
[3]防災福祉
[4]特徴的な事業
[5]当面の課題
2.東京都北区
[1]地勢
[2]災害対策
[3]防災福祉
[4]特徴的な事業
[5]当面の課題
3.静岡県焼津市
[1]地勢
[2]災害対策
[3]防災福祉
[4]特徴的な事業
[5]当面の課題
4.高知県黒潮町
[1]地勢
[2]災害対策
[3]防災福祉
[4]特徴的な事業
[5]当面の課題
5.鹿児島県桜島町
[1]地勢
[2]災害対策
[3]防災福祉
[4]特徴的な事業
[5]当面の課題

第4章 海外最新事情
1.スイス
[1]国勢
[2]災害対策
[3]防災福祉
2.アメリカ
[1]国勢と災害対策
[2]防災福祉
3.キューバ
[1]国勢と災害対策
[2]防災福祉

第5章 防災福祉のまちづくりへのシステム化
1.防災福祉文化の醸成
[1]防災福祉文化の概念
[2]情報の収集と共有
[3]地域防災と地域福祉の融合
2.公助・自助・互助・共助
[1]公助・自助・互助・共助の概念
[2]政府の自助・互助
[3]真の公助・自助・互助・共助
3.“縦割り行政”の是正
[1]政府の“縦割り行政”
[2]自治体の“縦割り行政”
[3]“縦割り行政”の是正策
4.危機管理体制の確立
[1]危機管理の意義とシステム
[2]危機管理と防災福祉
[3]「想定内」の危機管理体制
5.分権国家への転換
[1]災害対策の拡充と地方再生
[2]行財政改革の断行
[3]分権国家への転換

あとがき
参考文献
索引

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内容説明

阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)から22 年。
そして東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)から5年。
政府と多くの自治体や関係機関が再建と復興に努めているが財源確保や復興計画をめぐる合意形成の難しさ等、いまなお復興は道半ばである。


これには日本の自然災害また原子力災害への対策が不十分であること、また社会保障・社会福祉が事後措置として扱いがちになる事が考えられる。この問題意識のもと、被災者の救援や復興に対し社会保障の視座に立ち、事前措置も含めた災害保障および災害福祉の考え方と、かつ防災福祉という新たな概念を位置づけ、現状の把握と問題の解決策を論じる。

本書では、第1章で防災福祉の位置づけをしたうえ、第2章で災害対策の現状について述べ、更に第3章で防災福祉に先進的に取り組んでいる自治体の取り組み、第4章で海外の最新事情を紹介する。そして第5章で防災福祉のまちづくりとそのシステムについての方策をまとめた。

これからの発展に必要な災害に強いまちづくり、防災福祉のまち、さらには防災福祉の国への道筋を提言する一冊。

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