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まちを楽しくする仕事  新刊

まちづくりに奔走する自治体職員の挑戦

まちを楽しくする仕事

行政主導から住民主導へ。そして協働・連携へと変わってゆくために

著者 竹山 和弘
ジャンル 文化とまちづくり叢書
社会
出版年月日 2018/03/31
ISBN 9784880654416
判型・ページ数 A5並製・162ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
 

目次

序章
1.まちづくりに魅せられて
(1)市民との壁
(2)訪れた転機
(3)急転直下したまちづくり
2.なぜ、まちづくりなのか
(1)協働・連携への誤解
(2)まちづくりに向けた2つの軸
3.本書の構成

第1章 外発から内発へ -公共事業の政策転換-
1.政策転換がもたらしたもの
(1)政策転換がきっかけに
(2)外発型と内発型の地域開発手法
2.滋賀県栗東市のまちづくり
(1)滋賀県栗東市の経過
(2)新幹線新駅計画の中止問題
(3)全国的な政策転換の流れのなかで
3.政策転換
(1)嘉田マニフェストの提起
(2)顕在化した問題
(3)ローカル・マニフェストとしての検証
(4)事業効果の検証
4.まちづくり手法の考察
(1)広域連携事業
(2)協働・連携の検証
5.政策転換に翻弄されないために
(1)事業決断の分岐点
(2)リスク・マネジメントと主体の役割
(3)公共事業の推進モデル

第2章 協働型まちづくり -東海道ほっこりまつり-
1.景観まちづくりのはじまり
(1)内発的まちづくりの息吹
(2)栗東市の景観施策
(3)街道百年ファンクラブ
2.東海道ほっこりまつりの挑戦
(1)まちの課題の抽出
(2)ほっこりまつりの誕生
(3)地域住民×自治体職員
(4)みんなの合言葉
3.大学連携
(1)域学連携シンポジウム
(2)大学連携の実現
4.東海道ほっこりまつりの課題と展望
(1)失敗からの学び
(2)暮らしと景観
(3)100回を目指して

第3章 里山での景観まちづくり  -観音寺集落編-
1.観音寺景観まちづくりのはじまり
(1)百年計画の表紙画
(2)「新たな公」のモデル事業
(3)小さな成功から大きな広がり
2.集落ビジョンづくり
(1)国からの働きかけ
(2)集落ビジョンづくりワークショップ
(3)美の里づくりコンクールの受賞
3.観音寺集落まるごと里山学校
(1)目標は大きく
(2)里山学校に向けた体制づくり
(3)開校と体験授業
(4)豊かな暮らしを育む景観まちづくり
(5)里山学校からの提言
(6)景観とアート -天水の里コンサート-
4.次なるステージへ
(1)ワカモノミーティング
(2)ハード面での定住促進
(3)休止を乗り越えて

第4章 市街地での景観まちづくり -安養寺地区編-
1.地区計画の見直し
(1)規制緩和と景観による魅力向上
(2)間にある都市
(3)市民参加のはしご
2.安養寺景観まちづくりのはじまり
(1)安養寺景観まちづくり検討委員会
(2)景観協議会(法定協議会)の立ち上げ
3.住民主導型への仕掛け
(1)ハード面での取組み -モデル創造方式の運用-
(2)ソフト面からの取組み -人材育成-
4.エリアマネジメントを目指して
(1)人材発掘の意義
(2)継続性の課題
(3)サポート体制の課題
(4)今後の展望

第5章 まちづくりに向けた公務領域の再考
1.公務とは
(1)対等な立場にたつ
(2)行政の無謬性からの解放
(3)公務領域の三類型
2.公務領域の三類型の分析
(1)公務領域の優先順位
(2)自治体行政に差が出る追求型
(3)公私の共存領域にある個人活動型
(4)自治体組織内での対話
3.行政の無謬性を乗り超えるために
(1)組織マネジメントの変革を
(2)不断の探求心と挑戦する意欲を
(3)公と私のすみ分けを
(4)オモシロイと思えるか

第6章 人と人のつながりの価値
1.まちづくり活動の実践段階へ
(1)住民参加型の意義
(2)まちづくり活動の場
(3)「新しい公共」が生まれる自治体とは
2.まちづくり組織づくりのあり方
(1)地域住民と外部人材とのつながり
(2)地縁型コミュニティ×テーマ型コミュニティ
(3)自治体職員のつながりをつくる
3.ネットワーク・マネジメント

終章
1.まちを楽しむための仕掛け
2.まちを楽しくするための能力
3.残された課題 -住まう景観まちづくりの課題と展望-

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内容説明

心の豊かさや充足感に価値を見いだし、人の暮らしに直接貢献できる仕事がしたい。地域づくりに向けた夢やアイデアを住民らと話し合い、次世代のための「素晴らしいまちづくりの可能性」をともに考えて行きたい。

 本書は滋賀県栗東市の地方自治体職員という立場から、まちづくりの事例をまとめたものである。まちづくり活動のさなかに発生した「栗東市・新幹線新駅凍結」問題をはじめ様々な課題が噴出。厳しさや難しさを現実として受け止め、住民と現場の接点に重要性を見いだし「誰のための公共なのか」を考えた労作。

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