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老犬との幸せな暮らし方

認知症・病気・介護・日常生活から最新治療法まで

老犬との幸せな暮らし方

正しい知識で愛犬幸せに暮らすために必要なことを、 写真とイラストでわかりやすく解説

著者 石井 万寿美
ジャンル 実用
出版年月日 2012/08/05
ISBN 9784880652795
判型・ページ数 A5並製 ・176ページ
定価 1,320円(本体1,200円+税)
在庫 在庫あり
 

内容説明

日本でペットを飼育している人の約6割は犬を飼っています。そしてあなたの愛犬もかならず歳をとります。
本書では正しい知識で、愛犬と少しでも長く、幸せに暮らすために必要なことを、 写真とイラストでわかり
やすく解説します。

たとえば年齢とともに変わる食事。痴呆になりやすい犬種とは。 性別や小型犬、大型犬、犬種別に注意しなければいけない病気。もし腎臓病、糖尿病、ガンになったら。 犬のバリアフリー。夜鳴き、寝たきり、排便・排尿、床ずれの対処法、愛犬のための介護用品の選び方、シャンプーの仕方など……。
臨床獣医師の著者が、初めてでも安心できる老犬との暮らしを教えます。

【著者】石井 万寿美(いしい・ますみ)
獣医師。1961年、大阪府生まれ。酪農学園大学大学院獣医学研究科修了。 動物病院勤務を経て大阪府守口市に動物病院「まねき猫ホスピタル」を開業。 獣医師としての仕事の一方、 朝日新聞に「にゃるほどジャーナル」(大阪版夕刊)を連載。
*プロフィールは本書刊行時のものです。

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目次

プロローグ 今の犬はなぜ長生き?

1章 犬が年をとるってどういうこと?
 犬は人間よりもずーっと速く年をとる
 小型犬がいちばん長生き
 純血種では柴が長生き
 犬の7歳は人間の何歳?
 老いのサインを見逃すな!
 長生きの秘訣10か条

2章 犬がぼけるってどういうこと?
 犬の認知症は人間と同じ?
 [犬の認知症テスト]
 [犬の認知症の診断基準100点法]
 認知症になりやすいのは日本犬

3章 愛犬がかかりやすい病気を知っておこう
 シニア期になりやすい病気を知っておこう
  大きさ・性別から
  犬種から
 小型の老犬がかかりやすい病気
  僧帽弁閉鎖不全症
【コラム】レンタルすれば在宅治療もできる酸素ボックス
 大型の老犬がかかりやすい病気
  関節炎(股関節形成不全・膝蓋骨脱臼・椎間板ヘルニア)
 メスの老犬がかかりやすい病気
  更年期障害
  子宮蓄膿症
  乳腺腫瘍
 オスの老犬がかかりやすい病気
  前立腺肥大
  肛門周囲腺腫
  会陰ヘルニア
  精巣腫瘍
 その他の病気
  ガン(悪性腫瘍)
【コラム】ガンの新しい治療法 半導体レーザー
  胃捻転
  肝炎
  腎臓病
  糖尿病
  甲状腺機能低下症
  クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
  アジソン病(副腎皮質機能低下症)
  肛門嚢炎
  外耳炎
  白内障
  歯周病
【コラム】子犬の時から慣れさせる 歯磨きのコツ
  三尖弁閉鎖不全症/肺水腫/慢性関節リウマチ/膀胱炎
【コラム】しっくりこないなら セカンドオピニオン

4章 毎日の老犬生活はここに注意
 ステージに合った食事を
【コラム】正しく与えれば効果的 サプリメント
[犬の理想体重]
【コラム】栄養管理に注意が必要 手作りフード
 夜鳴きはほっておかない
〈エピソード1〉40日間鳴き続け
〈エピソード2〉近所からのクレームで初めて気づく
 床ずれは予防できる
 排せつをよく確認しよう
【コラム】上手に利用して強い味方に 介護用品
 シャンプーは体調に合わせて
 犬にもバリアフリーの環境を
 真冬、真夏は特に注意
【コラム】犬にもお灸は効果的 棒灸
 適度な運動で寝たきり予防
【コラム】寝たきり予防に 筋トレのすすめ
 介護に疲れたら
〈エピソード3〉寝たきりの大型犬を1年間介護
 
5章 看取るということ
 安楽死をどう考えるか
 ペットロスに陥ったら
〈エピソード4〉亡くなった愛犬に手紙を

さくいん
後書き

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