アートマネジメントと社会包摂(SAL BOOKS 2)
アートの現場を社会にひらく
著者 | 九州大学ソーシャルアートラボ 編 |
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ジャンル | 文化とまちづくり叢書 社会 |
出版年月日 | 2021/07/15 |
ISBN | 9784880655116 |
判型・ページ数 | A5並製・256ページ |
定価 | 2,970円(本体2,700円+税) |
在庫 | 在庫あり |
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内容説明
社会包摂につながる芸術活動への関心は高まり、法整備も進められている。一方ではいまだ広く社会的認識を得ているとは言えない状況が続く。複雑な課題、入りくんだ利害関係など多くの要素が現場の個別性を高めていることもあるが「社会包摂」と「アート」「アートマネジメント」などの用語が、漠然とした概念にとどまって受容されている背景もあげられよう。
本書は、災害復興支援、福祉、地域づくりなどの領域でそれぞれの専門性をもつ人々が集まり、芸術のもつ方法論や技術を用いて実践に臨んだ数々の現場から放たれる表現…言葉、肉体、熱…磁場が生み出す一体化した世界をすくい取り、実感を伴った言葉で、社会包摂とアートのつながりを捉え直そうと試みた。
本書を社会につなぐ芸術活動を続ける方々、これから実践に踏み出そうとしているみなさんに贈りたい。
【編者】九州大学ソーシャルアートラボ
九州大学大学院芸術工学研究院に設置された附属組織。社会の課題にコミットし、人間どうしの新しいつながりを生み出す芸術実践を「ソーシャルアート」と捉え、その研究・教育・実践・提言を通じて、新しい「生」の価値を提示していくことを目的としている。キャッチフレーズは「“面白い”を形にし、“豊かさ”を見える化する」。2015〜2017年度は地域とアートに関する取り組みを、2018年度からはアートと社会包摂に関する研究や実践、海をテーマとしたプロジェクトなど、さまざまな分野の専門家が集まり精力的な活動を展開している。
*プロフィールは本書刊行時のものです。
本書は、災害復興支援、福祉、地域づくりなどの領域でそれぞれの専門性をもつ人々が集まり、芸術のもつ方法論や技術を用いて実践に臨んだ数々の現場から放たれる表現…言葉、肉体、熱…磁場が生み出す一体化した世界をすくい取り、実感を伴った言葉で、社会包摂とアートのつながりを捉え直そうと試みた。
本書を社会につなぐ芸術活動を続ける方々、これから実践に踏み出そうとしているみなさんに贈りたい。
【編者】九州大学ソーシャルアートラボ
九州大学大学院芸術工学研究院に設置された附属組織。社会の課題にコミットし、人間どうしの新しいつながりを生み出す芸術実践を「ソーシャルアート」と捉え、その研究・教育・実践・提言を通じて、新しい「生」の価値を提示していくことを目的としている。キャッチフレーズは「“面白い”を形にし、“豊かさ”を見える化する」。2015〜2017年度は地域とアートに関する取り組みを、2018年度からはアートと社会包摂に関する研究や実践、海をテーマとしたプロジェクトなど、さまざまな分野の専門家が集まり精力的な活動を展開している。
*プロフィールは本書刊行時のものです。
目次
はじめに
九州大学ソーシャルアートラボ(SAL)2018~2020年度の活動
Ⅰ 活動への扉をひらく
「できるかな?」ではなく「やってやる!」(里村歩)
支援はコミュニケーション(川上里以菜)
空間の声を聴く(ファン ポウェイ)
関わり、つながり、共創するプロセス(白水祐樹)
手がかりは丁寧な対話から(眞﨑一美)
言葉、体感、再生ー 私の居場所をつくる(藤岡希美 )
*
社会包摂につながる芸術とは(中村美亜)
Ⅱ 場をかたちづくる思い
農とアートのある暮らし(小森耕太)
人が共に輝くために(尾藤悦子)
〈対談〉(野村誠×武田力)アーティストの身体は、いかにその場にあるか
〈対談〉(森田かずよ×大澤寅雄)アートと福祉 自らのまなざしを問う
Ⅲ 備忘録ー 言葉の雫、未来への光
Ⅳ 現場から立ち上がる言葉
手あてとしてのアート(知足美加子)
演劇がひらく障害の「社会モデル」の先(長津結一郎)
里地・里山保全と半農半アート(朝廣和夫)
Ⅴ 未来への歩みをデザインする
人からはじまるアートマネジメント(吉野さつき)
オンラインがひらく新しい表現(長津結一郎)
言葉を導く仕掛けー 現場から生まれた視点(村谷つかさ)
巻末付録 編者ノート「備忘録ー 言葉の雫、未来への光」に流れる物語
九州大学ソーシャルアートラボの経緯とこれから
あとがき
九州大学ソーシャルアートラボ(SAL)2018~2020年度の活動
Ⅰ 活動への扉をひらく
「できるかな?」ではなく「やってやる!」(里村歩)
支援はコミュニケーション(川上里以菜)
空間の声を聴く(ファン ポウェイ)
関わり、つながり、共創するプロセス(白水祐樹)
手がかりは丁寧な対話から(眞﨑一美)
言葉、体感、再生ー 私の居場所をつくる(藤岡希美 )
*
社会包摂につながる芸術とは(中村美亜)
Ⅱ 場をかたちづくる思い
農とアートのある暮らし(小森耕太)
人が共に輝くために(尾藤悦子)
〈対談〉(野村誠×武田力)アーティストの身体は、いかにその場にあるか
〈対談〉(森田かずよ×大澤寅雄)アートと福祉 自らのまなざしを問う
Ⅲ 備忘録ー 言葉の雫、未来への光
Ⅳ 現場から立ち上がる言葉
手あてとしてのアート(知足美加子)
演劇がひらく障害の「社会モデル」の先(長津結一郎)
里地・里山保全と半農半アート(朝廣和夫)
Ⅴ 未来への歩みをデザインする
人からはじまるアートマネジメント(吉野さつき)
オンラインがひらく新しい表現(長津結一郎)
言葉を導く仕掛けー 現場から生まれた視点(村谷つかさ)
巻末付録 編者ノート「備忘録ー 言葉の雫、未来への光」に流れる物語
九州大学ソーシャルアートラボの経緯とこれから
あとがき
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