
著者 | 杉原 厚吉 著 |
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出版年月日 | 2025/07/03 |
ISBN | 9784880655864 |
判型・ページ数 | A5並製・160ページ |
定価 | 2,420円(本体2,200円+税) |
在庫 | 未刊・予約受付中 |
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内容説明
見てしまえば、だまされる。
世界錯覚コンテスト4度の優勝。「世界一受けたい授業」などでもおなじみ。
杉原厚吉教授が錯視のトリックと制作の舞台裏を解き明かす!!
同じ長さの線が違う長さに見え、平行線が平行でなく見えるのはなぜ?
それは3次元での奥行きを2次元の網膜画像から、脳が勝手に“決め打ち”してしまうため。奥行きには無限の可能性があるのに、脳は「?!?」と、なじみの世界に置き換えてしまうのだ。しかし錯視は遠近法、印象派、キュビズムなどの芸術に欠かせない脳体験でもあった。
数理情報学の専門家である著者は、数学的な可能性と脳の認識のギャップを利用して錯視立体を制作し、その過程を惜しげもなく公開。軽~い錯覚ワールドの快感を提供しています。
【著者】杉原 厚吉(すぎはら・こうきち)
1948年~。数理工学者。東京大学名誉教授。明治大学先端数理科学インスティテュート研究特別教授。自称・図形計算コンサルタント。専門分野でも令名高いが、だまし絵や錯視といった普通でないグラフィックスの数理による研究、特に「不可能立体」の実体化に凝りまくって発表を続けている。
*プロフィールは本書刊行前のものです。
世界錯覚コンテスト4度の優勝。「世界一受けたい授業」などでもおなじみ。
杉原厚吉教授が錯視のトリックと制作の舞台裏を解き明かす!!
同じ長さの線が違う長さに見え、平行線が平行でなく見えるのはなぜ?
それは3次元での奥行きを2次元の網膜画像から、脳が勝手に“決め打ち”してしまうため。奥行きには無限の可能性があるのに、脳は「?!?」と、なじみの世界に置き換えてしまうのだ。しかし錯視は遠近法、印象派、キュビズムなどの芸術に欠かせない脳体験でもあった。
数理情報学の専門家である著者は、数学的な可能性と脳の認識のギャップを利用して錯視立体を制作し、その過程を惜しげもなく公開。軽~い錯覚ワールドの快感を提供しています。
【著者】杉原 厚吉(すぎはら・こうきち)
1948年~。数理工学者。東京大学名誉教授。明治大学先端数理科学インスティテュート研究特別教授。自称・図形計算コンサルタント。専門分野でも令名高いが、だまし絵や錯視といった普通でないグラフィックスの数理による研究、特に「不可能立体」の実体化に凝りまくって発表を続けている。
*プロフィールは本書刊行前のものです。
目次
第1章 錯視絵で遊ぶ
第2章 不可能な立体を作る
第3章 絵と立体のはざまで
[収録の立体錯視アート]
リングの不条理、水平と垂直の葛藤、なんでも吸引四方向すべり台、大型反重力斜面、丸い四角、三つ巴交差円の変身、逆を向く矢印、独り盆踊り、円形劇場と丸い丘 ほか74作品。
第2章 不可能な立体を作る
第3章 絵と立体のはざまで
[収録の立体錯視アート]
リングの不条理、水平と垂直の葛藤、なんでも吸引四方向すべり台、大型反重力斜面、丸い四角、三つ巴交差円の変身、逆を向く矢印、独り盆踊り、円形劇場と丸い丘 ほか74作品。