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禅の風 第38号

大本山總持寺御移転百年

禅の風 第38号

禅を日常生活に取り入れ、現代人に「心の平穏」とは何かを教えてくれるシリーズ

著者 曹洞宗宗務庁 編著
ジャンル 宗教
シリーズ 禅の風
出版年月日 2012/02/28
ISBN 9784880652818
判型・ページ数 A4変・56ページ
定価 1,047円(本体952円+税)
在庫 在庫あり
 

内容説明

『禅の風』は禅を日常生活に取り入れ、現代人に「心の平穏」とは何かを教えてくれるシリーズです。

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目次

【記念企画】「大本山總持寺御移転百年」
インタビュー 大本山總持寺独住二十五世貫首・江川辰三(えがわ しんざん)禅師
永平寺と並ぶ大本山、總持寺(横浜市鶴見区)は、明治時代、火災で多くの伽藍を失いました。それを機に、広く衆生を済度せよとの教えに照らし、国際化を見据え能登から鶴見に移転。平成23年11月に100年を迎ました。今回は、貫首江川辰三禅師が總持寺と仏教の今までとこれから、私たちのこれからを語ります。

【特集】「乱世と禅 武人たちの信仰」
小和田哲男 静岡大学名誉教授
戦国大名・武将の多くは、幼少時から禅僧の教育を受け、祈りを捧げ、武運長久や領国の安定を願いました。曹洞宗に帰依した戦国大名・武将をクローズアップし、その行動や生き方と禅との関わりを探ります。
[武将]上杉謙信、上杉景勝、直江兼続、前田利家、真田信之・幸村、北条早雲、齋藤道三、鍋島直茂他
[禅僧]天室光育、通天存達、不鉄桂文、菊隠瑞潭、北高全祝他
[その他]ルイス・フロイス、豊臣秀吉夫人おね他

【ルポルタージュ】「心に寄り添いともに生きる」東日本大震災、仮設住宅における僧侶たちの活動
1 宮城・気仙沼市
須賀良央師(浜松・金剛寺)の、仮設住宅と周辺住民の助け合いを目的とした炊き出し・お茶会の様子などをレポート。また、東海地震に備えた寺の役割と受け入れ体制について語ります。
2 福島・いわき市
事故後、警戒区域となった龍臺寺。副住職・矢内隆久師は、仮住まいの2DKで檀家のお骨を預り、法要を行い、一時帰宅の毎月15日に遺骨を寺に納め供養しています。自らも避難所を転々とした師の日々の活動を紹介します。

【詣・禅寺を訪ねる】<特別編> 大本山總持寺
【釈尊のことば】四つの愛護の教え  田上太秀 駒澤大学名誉教授
【やすらぐこころ】自然の中で暮らすということ 玉村豊男 エッセイスト・画家・農園主

【新しい風】生と死の授業 今という時間を大切に生きる
平川義雄 曹洞宗甘露山大弘寺
「佐賀のホスピスを進める会」事務局長。中学校や佐賀県立病院好生館の緩和ケア病棟での活動を紹介。

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