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続・老後はひとり暮らしが幸せ

続・老後はひとり暮らしが幸せ

高齢者のひとり暮らしはかわいそう…。そんな高齢者のイメージを一新します。

著者 辻川 覚志
ジャンル 社会
出版年月日 2016/12/13
ISBN 9784880653976
判型・ページ数 4-6並製・192ページ
定価 1,540円(本体1,400円+税)
在庫 在庫あり
 

内容説明

高齢者のひとり暮らしは、かわいそう…。
そんな高齢者のイメージを一新し、多方面から大きな反響が寄せられたロングセラーの第二弾!

アンケート調査から見えてくる高齢者の意見から、ひとり一人の幸せのかたちを考える一冊です。

【著者】辻川 覚志(つじかわ・さとし)
1952年生まれ。医学博士。大阪市立大学医学部卒業後、脳神経外科入局。 その後、 関西医科大学耳鼻咽喉科に転籍。独デュッセルドルフ大学留学後、厚生省前庭機能異常調査研究班の仕事に関与。神経系に関する研究・臨床に従事。1993年大阪府門真市にて医院開業。2011年より高齢者在宅支援のための門真市医師会「お元気ですかコール」活動に携わる。
*プロフィールは本書刊行時のものです。

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目次

はじめに

1章 60歳を超えて何が変わったか?
ひとり暮らしで感じる不安や寂しさとは
年とともに体が徐々に弱る不安
けがや病気に対する不安
寝たきりになる不安
逝きかたの不安
経済的な不安
防犯や不測の事態に対する不安
心が通わない寂しさ
子が離れて感じる寂しさや不安
寂しさは時間が解決することもある
はじめからひとりだと寂しくない

2章 ひとり暮らしは寂しいが不安ではない
寂しさは年とともに高まり、不安はみんなもっている
家族が少ないと寂しくなる
やはりひとり暮らしは寂しい
寂しさや不安をもつ人は満足度が低い
それでもひとり暮らしは満足できる
同居では満足度は低い
同居の質が変化している
体調を崩すと不安や寂しさが増える
体調の悪化による変化
いよいよ健康状態が悪化したらどうなるか
心のなかを整理している人が満足している
暇な時間の限度は2時間

3章 ひとり暮らしを支える12の行動
24時間をどう過ごすか
1 子や孫のために生きる
2 自分のために家事をする
3 ペットの世話をする
4 仕事やアルバイトをする
5 ボランティア活動に従事する
6 趣味やサークル活動に参加する
7 地域活動に参加する
8 スポーツジムや体操教室に通う
9 ウオーキングや旅行をする
10 畑仕事や庭仕事をする
   11 自宅をかたづける
12 お酒を飲む

4章 生きかた上手になれる7つの工夫
力がわいてくる日々の工夫
1 体を動かす
2 体を楽に保つ
3 草花と接する
4 耳を使う
5 目を使う
6 喉を使う
7 平静を保つ

5章 悩みと折り合う心の養生
悩みの有無からみるあの世の存在
逝きかたの問題
急に意思表示ができなくなってしまう場合の備え
財産はどこにあり、誰に管理してもらうのかはっきりしておく
どのように見送ってほしいか希望を書く
延命治療をどうするかを伝えておく
自分自身のために孤独死を防ぐ
最期まで意識がはっきりしていればそのときに決める
いつ逝っても憂いなしとする
最後まで希望をもつ


 本書の調査方法と分析について
 あとがき

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