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企業メセナの理論と実践

なぜ企業はアートを支援するのか

企業メセナの理論と実践

地域志向へと変遷し多様化が進む企業メセナ。 個性豊かな実践例と社会貢献活動によるまちづくりを紹介する

著者 菅家 正瑞 監修・編
佐藤 正治
ジャンル 文化とまちづくり叢書
出版年月日 2010/03/31
ISBN 9784880652375
判型・ページ数 A5・304ページ
定価 本体2,700円+税
在庫 在庫あり
 

目次

まえがき

第1部 理論編
Chapter-1 企業はなぜ社会貢献をするのか
      ー企業管理と企業フィランソロピーー 菅家正瑞
Chapter-2 企業はなぜメセナをするのか
      ー市民化管理と企業メセナー 菅家正瑞
Chapter-3 企業メセナを哲学する
      ー企業メセナと社会ー 岡部勉・岡部由紀子
Chapter-4 音楽史から企業メセナを考える
      ー企業メセナの音楽史ー 木村博子

第2部実践編
Chapter-1 「企業メセナ」再考
      ー企業メセナをめぐる俗説と本質ー 太下義之
Chapter-2 野村グループのCSRと社会貢献 
      ー支援企業からみた企業メセナー 山川敦子
Chapter-3 企業はなぜ美術館を持つのか? 
      ー三井グループのメセナ事業とはー 大室康一
Chapter-4 舞台芸術にとってメセナとは
      ー公共文化ホールのファンドレイズー 高萩宏
Chapter-5 企業メセナは音楽家を成長させる
      ーシリーズ「大好きな長崎へ音楽のプレゼント」(通算4回)とともにー 
      大室晃子
Chapter-6 東京フィル・サポーターズ
      ー企業メセナを「語る」ー 池田卓夫
Chapter-7 メセナは見返りを求める
      ー三つの事例から見えてくる実状ー 佐藤正治
Chapter-8 NPOは企業メセナの潤滑油
      ーアートNPOとメセナ活動の連携ー 古賀弥生
Chapter-9 企業メセナと音楽教育
      ースクールコンサートを事例としてー 加納暁子
Chapter-10 聴衆と企業メセナ
      ー聴衆にとってメセナ運動と企業の後援とはー 片倉康行

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内容説明

バブル経済崩壊後に見られた企業メセナブーム衰退の中、その必要性を認識していた企業はメセナを続け本質を探ってきた。
見た目の良い芸術活動支援から、広く社会全体と価値と目的を共有する企業メセナへの移行が見られ、あえて企業名を正面に出さずフィンランソロピーとしてメセナを行う企業や、地域志向の高まりなど、規模は縮小しつつも裾野の広がりと多様化が見られるようになっている。
 本書は、第一部で企業メセナと企業フィンランソロピーとの関係を明らかにし、なぜ企業がメセナをするのか、企業のメセナはどうあるべきか、などを経営学や哲学の視点から考察。第二部では現場において日々、考え、模索しながら活動してきた人々と、魅力ある地域づくりをめざす企業の個性豊かな実践例をそれぞれの視点で描く。

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