ホーム > フットパスによるまちづくり

フットパスによるまちづくり

地域の小径を楽しみながら歩く

フットパスによるまちづくり

英国発祥の取り組み。日本の事例を紹介

著者 神谷 由紀子 編著
ジャンル 文化とまちづくり叢書
出版年月日 2014/05/29
ISBN 9784880653211
判型・ページ数 A5並製・196ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに

第1章 フットパスとは何か
フットパスを知る
イギリスで生まれたフットパス
イギリスとはちょっと違う日本のフットパス
どんなまちでもできるフットパス
「日本フットパス協会」の設立

フットパスは新しい社会の象徴
フットパスが導く新しいまち
震災を超えてー新しい価値観によるまちづくり

多摩丘陵フットパスー町田市小野路町
多摩丘陵フットパスの誕生と「みどりのゆび」
フットパス・コースをつくる
地元の協力を得る
みるみるうちに活性化した小野路
地方自治の原点

第2章 各地のフットパス
広がるフットパス
小野路ばかりではない

東京都町田市の事例
町田の環境と価値観によって培われた多摩丘陵フットパス
町田の行政
活性化に成功
成熟社会の地方都市モデル
【寄稿】町田のフットパス(唐澤祐一・町田市文化スポーツ振興部文化振興課長)

山梨県甲州市勝沼町の事例
東京より都会的な感性を持つ商売人
【寄稿】ぶどうとワインのまちのフットパス(三森哲也・勝沼フットパスの会事務局)

山梨県北杜市甲斐大泉の事例
ヨーロッパ風赤松林フットパス

山形県長井市の事例
最上川ロングトレイル
【寄稿】最上川とフットパスながい(浅野敏明・長井市まち住まい整備課長)

山形県川西町の事例
東洋のアルカディア(理想郷)

北海道黒松内町の事例
北限のブナ林と南イングランドそっくりの景観
【寄稿】フットパスボランティアと自治体が協働で「フットパスによるまちづくり」(新川雅幸・北海道黒松内町国民健康保険病院事務長)

北海道全域の事例
多くのファンに愛されるコース
【寄稿】北海道のフットパス、10年の成果と課題(小川巌・環境市民団体エコ・ネットワーク代表)

熊本県美里町の事例
石橋文化と美里よかばい
【寄稿】熊本県・美里町で始まったフットパス(濱田孝正・特定非営利活動法人美里NPOホールディングス代表)

日本におけるフットパス活動20年
その効果と評価
東京都町田市/山形県長井市/山梨県甲州市勝沼町/北海道黒松内町/熊本県美里町/山梨県北杜市甲斐大泉
イギリスのフットパスを目標にー経済効果を考える

イギリスのフットパス
その歴史的背景
イギリスのフットパスの過し方
年間8,000億円、24,000人の正規雇用創出のフットパス

◎資料1:ウォーキングの恩恵(抜粋)
     ・英国でもまちづくりに成果をあげるフットパス
◎資料2:ウォーカーズ ウェルカム タウン パンフレット著者訳
     ・日本とイギリスのフットパスを比較して
【寄稿】英国にみるフットパスの経済と環境改善効果(小田高史・通訳・翻訳家)


第3章 フットパスのノウハウ
フットパスの公式
いいみちをつくる
いいマップをつくる
そのほかの重要なノウハウ

第4章 フットパスのつくりかた
フットパス・コースをつくってみよう
第1段階 
全体計画をつくる
フットパス・コースをつくる
フットパス・マップをつくる
フットパス・サインを整備する
フットパス・ウォークを開催する

第2段階
おもてなしの体制を整える
フットパス・拠点を整備する

第3段階
その地域の活性化の方向を考えるー農業と商業
担当者を募集する
都市住民の導入計画を立てる
新住民とともに自立更生の生活圏と、新しい経済圏をつくる

「日本フットパス協会」の役割
フットパス=観光ではない
フットパスに近づいている各種ウォーキング
フットパスを正しく伝える
「日本フットパス協会」は会員民主制
自分の地域を自慢できる会
フットパスは営利目的ではない
目標はナショナルトラスト
あなたのフットパスを登録されませんか?

おわりに

*寄稿者の肩書きは刊行当時のものです。

このページのトップへ

内容説明

フットパスとは楽しみながら歩くこと[Foot]ができる緑の散歩道[Path]のことです。
発祥地のイギリスでは、国中に網羅されたロングトレイル(遊歩道)を歩くことが国民的活動として親しまれています。その経済効果は年間8千億円、24万人の正規雇用を生み出しているという報告もあり、近年日本でも観光面だけでなく、都市部や地方集落などの環境保全、防災のための整備等において、簡単にそして早く効果が見える施策としてフットパスに取り組む団体が増えています。
本書は、「フットパス」の意義と「フットパス」を利用したまちづくりの代表的な成功例を日本全国の事例から紹介し、新しいかたちの地域とまちづくりを提言する1冊です。

【著者】神谷 由紀子(かみや・ゆきこ)
上智大学卒。1992年居住する町田市北部に残る多摩丘陵を保全するフットパス活動を開始。1997年「鶴川地域まちづくり市民の会」結成(代表)町田市 のまちづくりに参画。1999年より「多摩丘陵フットパスマップ1・2」「まちだフットパスガイドマップ1・2」を出版。2002年には特定非営利活動法 人「みどりのゆび」として東京都より認証。理事兼事務局長。全国のフットパス自治体と共に「日本フットパス協会」設立に関与した。以後、協会理事を務め る。

このページのトップへ