内容説明
前シリーズ「セイバーメトリクス・リポート」から通算12冊目。統計的視座からの野球分析、セイバーメトリクスを用いた分析リポート集。
米球界では現場での活用も一般化し、野球を変えてきた科学的、数値的なアプローチは、日本球界での定着も確実に進んでいる。
野球理論を追求する最前線のアナリストによる分析リポート9本を収録。
【著者】
岡田 友輔(おかだ・ゆうすけ)
統計的な見地から野球の構造・戦略を探るセイバーメトリクスを専門に分析活動に取り組む。2011年にスポーツデータの分析を手掛けるDELTA(デルタ)を設立。2016年に集計・算出したデータを公開する「1.02-DELTA Inc.」を開設。
道作(どうさく)
1980年代後半より分析活動に取り組む、日本でのセイバーメトリクス分析の草分け的存在。2006年にウェブサイト『日本プロ野球記録統計解析試案「Total Baseballのすすめ」』を立ち上げ、地震の分析結果を発表。セイバーメトリクスに関する様々な話題を提供している。
蛭川 皓平(ひるかわ・こうへい)
セイバーメトリクスの体系的な解説を行うウェブサイト『Baseball Concrete』を開設。米国での議論の動向なども追いかけている。2019年11月に『セイバーメトリクス入門:脱常識で野球を科学する』(水曜社)を上梓。
佐藤 文彦(さとう・ふみひこ)
株式会社DELTAが配信しているメールマガジンや「1.02-DELTA Inc.」にてレギュラーで分析記事を提供。バレーボールの分析にも取り組む2017年3月に『[プロ野球でわかる!]はじめての統計学』(技術評論社)を上梓。
市川 博久(いちかわ・ひろひさ)
弁護士。学生時代、知人が書いていた野球の戦術に関する学術論文の話を聞き、分析に興味を持つ。その後、ノンフィクション小説『マネーボール』やDELTAアナリストらが執筆したリポートを参考に考察を開始。球界の法制度に関する研究や情報発信も行う。
馬見塚 尚孝(まみづか・なおたか)
医療法人野球医学ベースボール&クリニック理事長。1993年琉球大卒。2007年に筑波大大学院人間総合科学先端応用医学終了。筑波大学附属病院水戸地域医療センター講師を経て2019年より現職。筑波大硬式野球部チームドクター(〜16年)、筑波大学附属駒場高校硬式野球部(18年〜)、東京工業大学硬式野球部(23年〜)にてコーチを務めるほか多方面で活躍。『「野球医学」の教科書』『高校球児ならしっておきたい野球医学』(いずれもベースボールマガジン社)など著書多数。
並木 晃史(なみき・あきふみ)
学生時代に読んだDELTAアナリストの蛭川氏のウェブサイトをきっかけに野球の分析に興味を持つ。現在は投球や打率といったトラッキングデータの分析に取り組む。
宮下 博志(みやした・ひろし)
学生時代に数理物理を専攻。野球の数理的分析に没頭する。近年は物理的なトラッキングデータの分析に取り組む。
二階堂 智志(にかいどう・さとし)
自身のウェブサイトで、野球シュミレーションゲームやセイバーメトリクスの分析結果を発表。成績予測システム開発のほか、打順シュミレーター作成など実績がある。
*プロフィールは本書刊行時のものです
米球界では現場での活用も一般化し、野球を変えてきた科学的、数値的なアプローチは、日本球界での定着も確実に進んでいる。
野球理論を追求する最前線のアナリストによる分析リポート9本を収録。
【著者】
岡田 友輔(おかだ・ゆうすけ)
統計的な見地から野球の構造・戦略を探るセイバーメトリクスを専門に分析活動に取り組む。2011年にスポーツデータの分析を手掛けるDELTA(デルタ)を設立。2016年に集計・算出したデータを公開する「1.02-DELTA Inc.」を開設。
道作(どうさく)
1980年代後半より分析活動に取り組む、日本でのセイバーメトリクス分析の草分け的存在。2006年にウェブサイト『日本プロ野球記録統計解析試案「Total Baseballのすすめ」』を立ち上げ、地震の分析結果を発表。セイバーメトリクスに関する様々な話題を提供している。
蛭川 皓平(ひるかわ・こうへい)
セイバーメトリクスの体系的な解説を行うウェブサイト『Baseball Concrete』を開設。米国での議論の動向なども追いかけている。2019年11月に『セイバーメトリクス入門:脱常識で野球を科学する』(水曜社)を上梓。
佐藤 文彦(さとう・ふみひこ)
株式会社DELTAが配信しているメールマガジンや「1.02-DELTA Inc.」にてレギュラーで分析記事を提供。バレーボールの分析にも取り組む2017年3月に『[プロ野球でわかる!]はじめての統計学』(技術評論社)を上梓。
市川 博久(いちかわ・ひろひさ)
弁護士。学生時代、知人が書いていた野球の戦術に関する学術論文の話を聞き、分析に興味を持つ。その後、ノンフィクション小説『マネーボール』やDELTAアナリストらが執筆したリポートを参考に考察を開始。球界の法制度に関する研究や情報発信も行う。
馬見塚 尚孝(まみづか・なおたか)
医療法人野球医学ベースボール&クリニック理事長。1993年琉球大卒。2007年に筑波大大学院人間総合科学先端応用医学終了。筑波大学附属病院水戸地域医療センター講師を経て2019年より現職。筑波大硬式野球部チームドクター(〜16年)、筑波大学附属駒場高校硬式野球部(18年〜)、東京工業大学硬式野球部(23年〜)にてコーチを務めるほか多方面で活躍。『「野球医学」の教科書』『高校球児ならしっておきたい野球医学』(いずれもベースボールマガジン社)など著書多数。
並木 晃史(なみき・あきふみ)
学生時代に読んだDELTAアナリストの蛭川氏のウェブサイトをきっかけに野球の分析に興味を持つ。現在は投球や打率といったトラッキングデータの分析に取り組む。
宮下 博志(みやした・ひろし)
学生時代に数理物理を専攻。野球の数理的分析に没頭する。近年は物理的なトラッキングデータの分析に取り組む。
二階堂 智志(にかいどう・さとし)
自身のウェブサイトで、野球シュミレーションゲームやセイバーメトリクスの分析結果を発表。成績予測システム開発のほか、打順シュミレーター作成など実績がある。
*プロフィールは本書刊行時のものです
目次
【指標推移でとらえる2024年のNPBの動き】
セ・パ12球団
【REPORT】
ヒットエンドランの有効性(市川博久)
私たちは捕手のリードに定見を持っているのか?
〜選手名鑑の寸評から見る捕手のリード観〜(佐藤文彦)
セ・パで生まれるフレーミング評価差の正体(二階堂智志)
ピッチトンネルは配球に影響を与えるか?(宮下博志)
スイッチヒッターから右投げ左打ちの特性を検証する(並木晃史)
大谷翔平選手の肘障害についての情報と医療からみた分析
(医療法人野球医学ベースボール&スポーツクリニック 馬見塚尚孝)
勝率推定式を読み解く(蛭川皓平)
高校の野球グラウンドに迫る危機(道作)
台湾プロ野球とNPBの守備データ比較から見えるリーグ特性
〜中信兄弟・江坤宇(ジャン コンユ)は源田クラスか?〜(岡田友輔)
セ・パ12球団
【REPORT】
ヒットエンドランの有効性(市川博久)
私たちは捕手のリードに定見を持っているのか?
〜選手名鑑の寸評から見る捕手のリード観〜(佐藤文彦)
セ・パで生まれるフレーミング評価差の正体(二階堂智志)
ピッチトンネルは配球に影響を与えるか?(宮下博志)
スイッチヒッターから右投げ左打ちの特性を検証する(並木晃史)
大谷翔平選手の肘障害についての情報と医療からみた分析
(医療法人野球医学ベースボール&スポーツクリニック 馬見塚尚孝)
勝率推定式を読み解く(蛭川皓平)
高校の野球グラウンドに迫る危機(道作)
台湾プロ野球とNPBの守備データ比較から見えるリーグ特性
〜中信兄弟・江坤宇(ジャン コンユ)は源田クラスか?〜(岡田友輔)