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ケヤキブンガク Vol.4

ケヤキブンガク Vol.4
著者 ケヤキブンガク編集室
ジャンル その他
その他 > 小説・エッセイ
シリーズ ケヤキブンガク
出版年月日 2024/07/09
ISBN 9784880655673
判型・ページ数 A5並製・216ページ
定価 1,980円(本体1,800円+税)
在庫 在庫あり
 

内容説明

ケヤキブンガク Vol.4
けやき並木から生まれた、新文芸誌。

武蔵野から世界へ
世界のあちこちで人々は何を思って生きているのか。今一度彼らの声に耳を傾けてみよう。文学を通してその心の目をさらに広げていきたい。
まだまだ広く遠い世界に向かって。(代表・宮脇俊文)

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目次

【巻頭言】子供の頃のきらめきを呼び覚ます 宮脇俊文 
【巻頭エッセイ】元始、現国の教科書は太陽であった 服部洋介

【ロングインタビュー】小川洋子『密やかな結晶』ハリウッド映画化決定!
「自分が書いた感触が残らない、そういう小説を書きたい」
過去という未来を物語にする。人間の中で最後に結晶化されるものとは何か。現代社会で失われつつある想像力、物語の力、人間が共有すべき記憶、「0」という存在の意味。小川洋子作品に不可欠な、密やかに存在するモチーフとは。『ミーナの行進』『博士の愛した数式』『アンネ・フランクの記憶』などを通し、繊細かつ深遠な小川洋子の世界に迫る。

【特集】レイチェル・カーソンの警告 いま我々のすべきこと
後戻りすることができないほど深刻化している環境問題。60年代に世界中に発せられたレイチェル・カーソンの警告を、いま我々はどう受け止め、何をすべきなのかを問う
・水に近づくな
   ─環境保護運動とビーチ・ボーイズの政治性 大和田俊之
・南方熊楠からみる森と人間の精神 挾本佳代
・パンデミック下で生きる ―文学からわかること 宮脇俊文
・環境問題解決に「ものがたり」が必要な理由 北川浩
・スタインベック『コルテスの海航海日誌』
  ―「潮だまり」をめぐる生態学の思想 中垣恒太郎
・親子で環境問題を考えるための絵本 宮脇俊文

【小説】「恋は桃色」高田漣

【詩】「この世の栄光の終わり」 四方田犬彦
   「生きる、あなたに泣いてほしくて。」森雪之丞

【写真】“naked body”渡辺達生

【書評】河﨑秋子『ともぐい』宮脇俊文

【古典文学のすすめ】第4回「愛よりも深く」遠藤周作『沈黙』 巽孝之

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