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映画がなければ生きていけない 2013~2015

映画がなければ生きていけない

ハードボイルドに魅せられた男たちと、映画に魅せられた男たちに贈る、映画コラム好評シリーズ

著者 十河 進
ジャンル アート・カルチャー > 映画
出版年月日 2015/12/01
ISBN 9784880653754
判型・ページ数 A5並製・664ページ
定価 2,420円(本体2,200円+税)
在庫 在庫あり
 

内容説明

ハードボイルドに魅せられた男たちと映画に魅せられた男たちに贈る、映画コラム。好評シリーズ第4弾、発売!

【著者】十河 進(そごう・すすむ)
1951年、香川県高松市生まれ。中央大学文学部フランス文学専攻を卒業後、(株)玄光社に入社。映像専門誌、カメラ誌、デジタルデザイン誌などの編集長 を歴任し常務取締役。2014年に退任。1999年よりメールマガジンなどで映画を中心としたコラムを連載。2006年、コラムをまとめた『映画がなけれ ば生きていけない1999-2002』『映画がなければ生きていけない2003-2006』を刊行。2007年、第25回日本冒険小説協会特別賞「最優秀 映画コラム賞」を受賞。 

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目次

時は過ぎる、本は厚くなる(まえがき)

2012
汚い奴より悪人がマシ?/ベッドを運ぶ二人の男/さらば青春の光よ/娯楽映画を真摯に愛した評論家/戦争の狂気を体現したデュバル/徳大寺伸に似てる僕の伯父さん

2013
未知のことには謙虚でありたい/心の傷は癒えるときがくるのか?/さよならを言って別れた友がいた/彼女が最も輝いていた映画/ニューヨークに憑かれた作家の死/書かれる側の論理/三十一年後にする後悔/零落の女ーヴィヴィアン・リー/堪忍袋の緒は切るためにある?/罪は憎いが憎まぬ人を/不信と裏切りの世界で生きるには?/逃げる男たち/惑う中年男たちの肖像/昭和の香りがする映画/敗北からの再起を描いた監督/あなたが……僕の目標でした/高橋三千綱さんを巡る三十五年/セクシーさと知性は反比例する?/過ぎ去った夏八木勲の四十七年/満足したらオシマイか?/ルーブル美術館を駆け抜けたい/映画がつながり合うとき/伏線がすべてつながる快感/試練は子どもを鍛えるか?/「きみが必要」というスイートな言葉/「すべて昔のこと」と言えるとき/人種を超える女たちの絆/巨匠たちに愛された女優/映画愛にあふれる人々/老成するのはよいことか?/恨みを歌うな・怒りを歌え!/十字架を背負った人生/バスタブに浸かりながら書く原稿?/情けは人のためならず/僕が「労働者」に弱い理由/プロであり続ける厳しさを知る/音もなく忍び寄る者/耳に心地よい響きを/詩人たちが映画評を書いた頃/日米の戦後を描いた二本の作品/国家は個人に優先するか?/親を恨む/映画が教えてくれる様々なこと/映画音楽が甦らせる遠い記憶/自分のことしかわからない/六十年たって家族は変わったか?

2014
同じ釜の飯を喰う/不幸なのはおまえだけじゃない/果てしない流れの果て/ひげのある男たち/イブ・モンタンを巡る夕べ/最も大切なのは「人の道」/熱狂の中で冷静を保つには/暴走老人たちとの一夜/老優たちとの再会/プロフェッショナルたちのこだわり/せめて……もう一度だけ逢いたい/八十九歳になる父にアイフォン/モンタナの風に吹かれたい/年寄りは常に正しいか?/ギムレットを飲み過ぎて/過去は取り戻せるか?/怒り、猛り狂った若き日々/音楽がなければ生きていけない/虐げられた者たちの決意/韻を踏んでらっしゃいますのね/思い出は美しすぎて……/「邪悪なるもの」の育ち方/人の名前はむずかしい?/スクリプターはなぜ女性なのか?/何もかも忘れたい!/十年たっても完成しない仕事/人生は前にしか進まない?/ここは地の果て……アルジェリア/新聞記者は反権力であらねばならない/鬱病は死に至る病?/反面教師もまた師なのか?/弱者たちの理想郷/完結した人生を振り返るとき/八・一五にこだわり続けた監督/偏見は憎しみを募らせる/咬みつきたい人々/絵を観る人々/確かなものなど何もない/無償の愛は存在するか?/イントレランスの時代/愛に飢える人々/見続けるべき映画がある/健さんの訃報の陰に/ヒーローも結婚すべきか?/母を想う・母を棄てる/世界をおれのポケットに/何もかも茶化してしまえ

2015
意地を貫く/修正された記憶と共に/いいことも悪いことも紙一重/背中をあずける/軽く描いた人情話の凄み/父を継ぐ/青春映画の巨匠と呼びたい/わかる人にはわかる?/賢者は敵から多くを学ぶ/夫婦の関係は理解の外/翻訳ミステリの原作について/人生の楽園か??/巨大な冷蔵庫のある部屋/アトハシヌダケ。/京都を歩く/京都・太秦の別れ/家族が結束するとき/漱石は活動写真を見たか?/覚悟を極めませう/優しさの根源にあるもの/郷愁あるいはサウダージ/関西系映画監督か?/支配される側から見る植民地映画/都合の悪い歴史は見ない?/戦死する覚悟を強要できるか?/夫婦は共振れするか?/雷蔵が愛した最後のヒロイン/暴力と死を描き続ける/デブで短足の名優がいた/人はなぜ自慢し嘘をつく?/人が光り輝くとき/弱く情けない男たち

【本書に登場する主な作品】
アウトレイジ/さらば青春の光/地獄の黙示録/新撰組血風録/八甲田山/現金に体を張れ/アヒルと鴨のコインロッカー/東京物語/ストーカー(案内人)/灰とダイヤモンド/ロング・グッドバイ/狂い咲きサンダーロード/舟を編む/クライマーズ・ハイ/悲しみよこんにちは/ノスフェラトゥ/007 カジノ・ロワイヤル/眠狂四郎無頼剣/新選組始末記/ニュー・シネマ・パラダイス/オリヲン座からの招待状/ディア・ハンター/フルメタル・ジャケット/フューリー/ブラックホーク・ダウン/マッドマックス・シリーズ/ノーカントリー/ザ・ロード/悪の法則/アラバマ物語/カポーティ/ザ・マスター/誰よりも狙われた男 他

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